on the way の後ろはどう繋ぐ?名詞と副詞の「磁石ルール」の備忘録

いつものようにポッドキャストを聞きながらの通勤。今日は on the way ~ というフレーズが気になったのでメモしておく。「〇〇に行く途中」という意味でよく耳にするフレーズだが、後ろに続く単語によってつなぎ方のルールがあると気づいた。忘れないように、メモ、メモ。

「目的地」磁石ルール:to がいる時・いらない時

on the way の後に続くフレーズとしてよく聞くのがこれらの文章。

  • on the way home
  • on the way to the station

to がいる時といらない時の違いって何?と思い、調べてみた。


【基本】名詞には「接着剤(to)」が必要

駅や会社など、特定の場所の名前(名詞)を目的地にする場合、方向を示す to が必要

  • on the way to the station(駅に行く途中)
  • on the way back to the office(会社に戻る途中)
名詞はただの「点」。そこへ向かうための「矢印(to)」を足す必要あり。ちなみに動詞も to で繋ぐ(例:on the way to pick up my friend)が、同じ to でも名詞をつなぐ to は前置詞で、動詞をつなぐ to は不定詞。次の何かに向かう(目的地 or 行動)ための矢印が to なのだと解釈しておくと覚えやすそう。

【重要】副詞は「to を飲み込んでいる」

普段特に意識していなかったのだが、home, there, back, here などは副詞なので、単語自体に「〜へ」「〜に」という方向が含まれている。そのため、to を置くと意味が重複して不自然らしい。

  • on the way home(帰宅途中で)
  • on the way back there(そこに戻る途中で)
  • on the way back home(家に戻る途中で)
back, there, home のような副詞同士は磁石のようにそのままペタペタくっつく。

ちなみに、「そこにある(私の)家に戻る途中」といいたい場合、副詞同士とはいえ、 on the way back home there というくっつき方はしないらしい。どうしても「あそこにある家」と言いたいなら、名詞の house を使って on the way back to the house there という方が自然なんだとか。まとめるとこんな感じ。

なぜ「home there」はダメなのか?

  • 理由:両方とも「目的地」のパワーが強すぎて、ぶつかってしまうから。
  • 解決:どっちか一方で十分( back homeback there
  • 例外:もし「そこにある家」と詳しく言いたいなら、to が必要な「名詞の house」に切り替える。

【ちなみに】「There is」の there は別物

ここで疑問。there って「~へ」という意味なら副詞というのはわかる。しかし、 There is と冒頭に来ることもあるけど、その場合は名詞なのか? と。Gemini に聞いてみたところこのような答えが返ってきた。

Gemini

文法用語では誘導副詞(Expletive There)と呼ばれ、「これから新しい情報(主語)が登場するよ!」という合図を出すためだけの飾りです。場所を示す副詞(home, there)とは全くの別物と考えたほうがスッキリします。

なるほど。ということは There is と there を組み合わせてこんな風にも使えるわけか。

  • There is a cafe there.(あそこにカフェがあるよ。)
  • There is a station near there.(そこらへんに、駅があるんだ。)

振返り:例文

というわけで、名詞と副詞の違いを意識するとよさそうだ。

  • I stopped at a convenience store on the way to the station.(駅に行く途中、コンビニに寄った。)
  • I’m on my way back to the office. (今、事務所に戻っているところです。)
  • I bought some bread on the way home. (家へ帰る途中、パンを買った。)
  • I found a nice cafe on the way there. (そこに向かう途中、素敵なカフェを見つけた。)
  • I’ll call you back on the way back home. (家に戻る途中で、折り返し電話するね。)
  • He is on his way back to the station. (彼は今、駅に戻っている最中です。)
on the way:客観的な「道中」。「~のついでに」「~の途中のどこかで」。
on one’s way:主観的な「移動アクション」。「今向かっているところ!」「今移動中だよ!」

実践:瞬間英作文

実際の出来事をもとに練習してみる。

「彼から連絡があって、今向かっている最中だって。あと5分で着くって。」

He contacted me and said he’s on his way. He’ll be here in five minutes.

「駅に向かってる途中に見かけた桜並木が満開だったよ。」

The cherry blossoms I saw on the way to the station were in full bloom.

「家に帰る途中に立ち寄ったコンビニで推しキャラクターのグッズが限定販売してた。」

At the convenience store I stopped by on the way home, they were selling limited-edition merch of my favorite character.

「朝職場に向かう途中で、幼稚園児の制服を着た怪しいおじさんをみた。」

On the way to work this morning, I saw a suspicious man wearing a kindergarten uniform.

瞬間英作文、継続すると本当に力がつく。よく使っているのはこの本。

[音声DL付改訂版] どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

森沢 洋介 (著)
簡単な英作文から練習できる。私が苦手意識を克服できた本。

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どうでもいい編集後記

朝イチで幼稚園コス決めたおじさんを見たときの衝撃ったら…。何を着ようが自由ですけど、TPOってありますからね。そういう人に道をふさがれでもしたら恐怖でしかない。想像したらこんな言葉が出てきた。

I’m on my way. You are in my way!
(私は向かってる。お前は邪魔だ!

www。語呂良すぎ。

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