used to を深堀りしたらなにやら物騒なシチュエーションになった件

ここ最近、やたら見かけるんだよなぁ、あいつ。そうそう。確か used to とか言ったっけ。なんでもいろんな使い方があるらしいんだ。use だけに。前後に何が来るかによって意味が変わるって言うんだから厄介な代物だよほんと。いいか、事が大きくなる前にしっかり洗い出しておけよ。あいつのこと。

used to の使い方パターン

よく見るのはこういうやつ。

「昔は~していた」: used to + 動詞原型

今はもうしていないという懐かしむニュアンスを含む。
型だけ見るとただの use の過去形+不定詞なのでは?と思ってしまう。しかし use として使う場合、「何を」を表す単語が必要なため、

  • I used this knife to cut fruits.(私は果物を切るためにこのナイフを使った。)

と、used と to の間に単語が入ることになる。ちなみにこの文章は懐かしむニュアンスを含まないただの事実報告で、それを含みたい場合は

  • I used to use this knife to cut fruits.(昔は果物を切るためにこのナイフをよく使ったものだ。)

となるのだそうだ。


「~するために使われる」:be used to + 動詞原型

be + 過去分詞 の受動態。先の例を受動態にすると、

  • This knife is used to cut fruits.(このナイフは果物を切るために使われる。)

となる。誰がそのナイフを使っているのかは不明のまま。まぁ、普通に聞いている限りは「一般的には、大衆には」っていう意味になるのだろう。


「~に慣れている」:be used to + 名詞または動名詞

文の構造は受動態とも似ているが、to の後ろが動詞ではなく名詞や動名詞となることに注意。

  • I am used to using this knife to cut fruits.(私はこのナイフで果物を切り慣れている。)

ということは、日常会話でこのフレーズが出てきた場合、to の後ろを聞くまでどちらなのか分からない…ということか??Gemini様に聞いてみたところ、このような回答だった。

Gemini

主語が人なら「慣れている」、主語が物なら「使われる」と覚えるといいよ!物が何かに慣れるという表現は変だからね!

まぁ、確かに物が主語の場合は「慣れる」とは使わないだろうからいいとして…。主語が人の場合はどっちもあり得るじゃないか。

used to ~ を使った例文

というわけで、例文を並べて比較してみる。

  • I used to be caught by them.(昔はよく、彼らに捕まっていたものだ。)
  • I was used to negotiate.(私は交渉するために使われた。)
  • I was used to negotiating.(私は交渉することに慣れていた。)

ややこしいな、もう!

実践:瞬間英作文

よく使う日常会話で練習だ。

「昔はよく、人を騙したものさ。」
I used to trick people.
「昔はお酒を飲まなかったんだ。」
I didn’t use to drink alcohol.
「昔はこのあたりは栄えていたんだよ。」
This area used to be very prosperous.
「その車は、逃走のために使われた。」
The car was used to escape.
「私は情報を引き出すために利用された。」
I was used to get information.
「床で寝るのは慣れている。」
I am used to sleeping on the floor.
「暗闇には慣れている。」
I am used to the darkness.
「こういう状況には慣れている。」
I’m used to this kind of situation.
「私は交渉材料として使われることに慣れていた。」
I was used to being used as a bargaining chip.
瞬間英作文、継続すると本当に力がつく。よく使っているのはこの本。

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森沢 洋介 (著)
簡単な英作文から練習できる。私が苦手意識を克服できた本。

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どうでもいい編集後記

深掘りしてもややこしさは増すばかりだ。もう、いつものこととして処理するしかあるまい…。早くなれるんだな。この状況に。

I guess you have to get used to it.

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